はい「勝手にお悩み相談室」のお時間です。
ネットでみかけたお悩みに
ご本人の知らないところで
勝手に回答するという企画です
ネットでこんなお悩みをみかけました
昔から人を過剰に意識してしまいます。
特に異性が苦手で
老若既婚未婚問わず
好意がないのにも関わらず、
近くにいたら赤面したりと
過剰に意識してしまい
仕事に支障が出ています。
同性も同様ですがいくらかマシです。
幸い今の職場は同性が大多数なので
幾分楽ですが、
どうしても数少ない異性に
緊張してしまい
周りの人に私が相手に好意があると
勘違いされて色々噂されてしまいます。そんなパターンが多いので転職歴は多いです。
色んな業種職種を経験しましたが、
人と接することがある限り
大体このパターンです。相手が既婚なら相手に嫌われ
変な噂を立てられ、
周囲に私が相手に変なことを
していないか気を配られ(まあ当然ですが)、
相手が未婚なら好意を持たれたり
距離を詰められたり
やらしい目で見られ、同性ならパターンは様々ですが
まぁ大体ギクシャクします。
人見知りを直したい気持ちもあり
昔よりかはマシになりましたが、
一向に克服できず、無理なものは無理、
もうそろそろ潮時、
自分の適性ときちんと向き合って
仕事を考えた方が良いなと考えています。何より自分が1番疲れています。
Yahoo！知恵袋より
何かご助言ございましたら
よろしくお願いいたします。
・・・なるほど。
まるでマンガみたいに赤面して
しまうんでしょうかね。
好きでもないのに誤解されるのは
お悩みさんもつらいでしょうし
もしその異性をを好きな同僚が
職場にいたりしたら
お悩みさんが
赤面ポイントを獲得している
気がして
気が気じゃないでしょうね。
人見知りで「赤面」するタイプと
寄せ付けないオーラを出すタイプ、
ひたすら透明人間のように
振る舞うタイプ・・
人見知りもいろいろタイプがあると
思いますが、
今回は「人見知りの改善法」に
ついて考えてみたいと思います
人見知りの治し方を知りたい！人とうまくつきあいたい！
「人見知り」とはもともと
「子供などが見慣れない人に不安を感じたり
恥ずかしがったりすること」（大辞林より）
という意味です。
私自身も子供のころは
人見知りだったんだそうです。
母が
「他の人に抱っこされると大泣きするのよー
お母さんが抱っこするとピタッと泣き止むの」
と言っていましたが
全く持って記憶にないし
母に安心していたという事でもないだろう
とは、鼻高々の母の前では言えません
そんなわけで
多くの子どもが人見知り期を
経験します
「人見知りの激しい子は
賢い子なんだ」と言われたりすることも
ありますよね
ただ、お悩みさんのように
大人になっても人見知りが治らず
「人見知り」で生きづらさを
感じるくらいになると
なかなかやっかいです
以下では「大人の人見知り」の
原因と対策をお伝えしましょう
人見知りの原因は「警戒心強すぎ」か「自意識過剰」
人見知りの原因は、子供のころのままの
「警戒心」に根差している場合と
「人にどう思われているかがめっちゃ気になる」
という「自意識過剰」に根差している場合が
あると考えられています
お悩みさんの場合は後者なのでは
ないでしょうか
警戒心が原因のタイプ
誰もが少なからずもっている
世の中を無事に生きていくための
「他人に対する警戒心」
これが原因の場合は
赤面することはないでしょう
かくいう私もこちらのタイプの
人見知りです
初対面の相手には
自分から話しかけることはなく
相手が話しかけてきても
かなり愛想が悪いです
そうすることで
相手の反応を見ているというか
親しくなれるか
ふるいにかけているというか・・
この初対面のハードルを
超えてきてくれる人には
（上から目線みたいだけど・・）
その後とっても仲良くなりますが
相手にとっては
初対面が衝撃らしく
「ほんとに初対面の時
感じが悪かったよ」
と、いつまでも言われてしまいます
でも、自分に危害を加える人かどうか
見極めなくてはならないので
いっときのイメージダウンは
仕方ない(笑)
自意識過剰が原因のタイプ
人から自分がどう思われているかが気になる
タイプにも人見知りがみられます
変な風に思われたくなくて
自分が出せないんですね
避けているつもりはなくても
スムーズに「自分」が出てこず
いいたいことの半分も言えず
ますます自分の内にこもる・・
女性だったりすると
周りからは「ピュアぶってる」などと
少し悪く思われてしまう
可能性もありますね
こうしたループがエスカレートすると
対人恐怖症などに発展してしまう
可能性もあるので
改善を試みるにこしたことは
ないでしょう
人見知り改善の重要性
お悩みさんは
「人と関わらずに済む方法」を
知りたいようですが
全く他人と関わらずに生きていく
ということは
不可能ですよね
であれば、改善していくに
こしたことはありません
仕事でもプライベートでも
「気兼ねなく相手に伝達できるような
精神状態を保つ」というのは
とても大切なことだと思います
人見知りの改善法
人見知りの改善法として
どちらのタイプにも共通して
大きく２つの改善方法が考えられます
１つは「視覚に入ってくる情報の捉え方の改善」
もう１つは「自分の心持ちの改善」です
①視覚に入ってくる情報の捉え方の改善
「緊張して相手の目が見れない」
これは、どちらのタイプも共通しています
警戒が根っこにあるか
自意識が根っこにあるかの
違いでしかありません
タモリが昔、テレビで言っていましたが
「相手の目を見る」のは、相手にとっても
少し強すぎる印象なんだそうです
タモリは「目ではなく鼻をみる」と
話していました
そうすると「顔を見られているけど
ちょっとソフトな印象」なんだそうです
目を見ることは出来なくても
鼻なら見れたりしませんか？
相手の「鼻」を見て話してみてはどうでしょう
②自分の心持ちの改善
とりあえず、挨拶は人づきあいの基本なので
元気よく挨拶するのが良いでしょう
さて、そのあとですが
人見知りの状態、というのは
相手よりも「人見知りをしている自分」に
関心が向いている、ということでは
ないでしょうか
なので、相手の「話」に関心をもってみる
ことをお勧めします
相槌だけは全力でうってみる。
聞き上手をめざす。
相手はそんなにお悩みさんに関心は
もっていません
顔が赤かろうが青かろうが
職場でのかかわりならば
仕事がスムーズにいけば
それでよいのです
まとめ：人見知りじゃない風にふるまう術を身につけるのが改善法
私自身、いつの間にか人見知りは
表面上、改善できました
今でも人見知りは自覚しているんですが
職場での立場などが
考え方を変えるんですね
「人見知りじゃない風」にふるまえる
ようになりました
大人同士のつきあいならば
相手もいろんな人間を見てきています
お悩みさんもその中の一人にすぎません
人見知りの気持ちを「なくす」ことは
とても難しいことだと思います
だって、そういう性格なんですから。
それは仕方ない。
人見知りも立派な個性の１つととらえて
あまり深く悩まずに
毎日を過ごされるのが
よいのではないでしょうか
相手の「鼻」をみながら。
