世界の「靴・はきもの」文化【国によって特徴はあるのかな??】

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みなさんこんにちは。今回の記事はtanokunの息子「ミスターT」が執筆致します。

突然ですが皆さんは出かける時に「靴」って履いてますか?もちろん履いてますよね(笑)靴下や裸足で外を出歩くなんてことはしませんよね~。

靴を履いて外出するのはあたりまえの文化になっています。

ではいつ頃から「靴」を履くようになったのでしょうか?

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靴は紀元前3000年のイラク南部が発祥

そもそも「靴」の起源は紀元前3000年にまで遡ります。土や石でボコボコの大地に「靴」という発想が生まれるのは、自然の流れでしょう。

靴は、イラク南部に栄えた「シュメール文化」の遺跡から発掘された陶器製のものが始まりだと言われています。その頃からすでに外部の環境から足を守るために、足全体を包み込む形の履物を履いていたことがその形状からうかがえます。

太古の昔から今と変わらない「靴」を履いていたと思うと歴史って凄いですね。

その後は文明の発達や天候など様々な理由により進化を遂げてきました。

日本に限った話をすると、洋式の靴を履くようになったのは「江戸時代末期から明治時代初期」の頃で、最初に洋式の靴を履いたのは、あの「坂本龍馬」だと言われています。

しかし、その頃は鎖国などもあって、洋式の靴はあまり一般には浸透しませんでした。

なぜかというと明治以前の家屋は木造の長屋が主で「いちいち靴を脱ぎ履きするより、草履や下駄の方が楽」という理由でした。

なんだか昔の人も「面倒くさい」と思っていたのは面白いですね(笑)

このように日本では「下駄・草履」が印象的ですが、さて他の国はどうなのでしょうか?

イギリス/革靴

イギリスと言えば何といっても「革靴」ですよね。雨が多くて天候が悪いイギリスでは、実用的かつ伝統は崩さない革靴が重宝されています。

イギリスは紳士淑女の国なので、足元を見られないよう常に手入れの行き届いた良い革靴を持っているものです。

「良い靴は持ち主を良い場所に連れて行ってくれる」と言われているほどイギリス文化には革靴が浸透しているんですね。

世界的に有名な革靴メーカーも多数あり、国民にとってはまさに欠かせないものになっています。

アメリカ/スニーカー

スニーカーと言えば今の日本でも一般に広く浸透している「カジュアルシューズ」の代表ですが、元々はアメリカで生まれました。

「音を立てずに忍び寄る者」という意味を持つスニーカーですが、その起源には2つの説があります。

1つは1893年に開発された「ボート競技用のシューズ」が元祖であるという説で、

2つ目は1895年に陸上選手のジョセフ・ウィリアム・フォスターが自作した「スパイクシューズ」が元祖であるという説です。これらの説はいまだに愛好家の中でも議論が分かれるほどです。

どちらからも分かるようにスニーカーは「スポーツ用」として生まれたんですね。

ブラジル/ビーチサンダル

ビーチサンダルは元を辿ると日本の「草履」に繋がります。

アメリカ人のレイ・パスティンが日本に来た際、草履の合理性に衝撃を受け、国に帰った後に試行錯誤を重ね、1952年に開発されました

しかしそれがアメリカで広まり出したころ、同時期に南米のブラジルでも広まったのは天候のせいだと言われています。

夏の暑さを快適に乗り切るための道具としてブラジル国内に広く伝わったんですね。

ちなみに世界一のビーチサンダルメーカーとして有名な「ハワイアナス」もブラジル生まれです。

ギリシャ/ヒール

ヒールと言えば女性を象徴する靴の代表です。元々古代ギリシャで生まれたヒール靴は階級や権力、富を象徴するものでした。16世紀の裕福な女性たちはスカートに泥がつかないように

「チョピン」と呼ばれる厚底靴を履いていました。

さらに17世紀になると騎兵隊が馬の鐙(あぶみ)に足をかけやすいように靴底にヒールが取り付けられました。

なんと男性が履けるようにも作られていんですね。

その後、極端に細いスティレットが20世紀に発明されました。これはイタリア語で「短剣」を指す言葉で、航空母艦用に開発された新素材と技術を応用したものでした。

ロシア/ワーレンキ

何だか聞きなじみのない名前ですが、これは羊毛のフェルトで作られた長靴です。ロシアの厳しい寒さもなんのその。マイナス30度だってへっちゃらで出歩けるほどの機能性を備えています。

しかし弱点もあり、羊毛で出来てるので水分を通してしまうのが玉に傷です。

近年ではロシア国内で450万足以上もこのワーレンキを製造しているほど国民にとってなくてはならない物なんですね。

ワーレンキ自体は1500年以上の歴史があり、ロシアにはモンゴル軍経由でアジアから伝わったと言われています。私もぜひ冬はワーレンキを履いて乗り切ろうと思います(笑)

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まとめ:気候に合った国特有の「靴」文化が足元を支えてきた

いかがでしたか?人類の歴史はまさに「靴を履いて進んできたと言っても過言ではないと思います。

私達の日常になくてはならない必需品の「靴」ですが、いろいろな歴史があるんですね。

それぞれの国によって形を変え、広まっていった靴たちは今後も私達を沢山の素晴らしい場所に連れて行ってくれることでしょう!!!


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