こんにちは。お笑い大好きミスターTです。皆さんは少し前に流行った「お笑い第7世代」という言葉を知っていますか?
テレビでよく目にした人も多いのではないでしょうか。
しかし実際にどのお笑い芸人がこの「お笑い第7世代」に分類されるのでしょうか。
またそもそもこの言葉はどのようにして生まれたのでしょうか。
そこで今回は謎の多い「お笑い第7世代」について説明しようと思います!
お笑い第7世代とは
お笑い第7世代とは、2010年代後半頃から台頭し始めた若手お笑い芸人の総称です。
事の発端は霜降り明星のせいやが2018年12月22日放送のラジオ「霜降り明星のだましうち!」の中で
「次の年号の世代、第7世代みたいな名前でYouTubeとか、ハナコもそうですけど僕ら20代だけで固まってもええんちゃうかなっていう。」という発言から生まれました。
そもそもこの「霜降り明星のだましうち!」は関西ローカルのラジオなのに、ここでの発言が気付いたら全国のテレビで取り上げられるんですから、霜降り明星の注目度の高さがうかがえます。
せいやはYouTubeやラジオでたびたびマンガのワンピースが好きだと公言していた(作中で「最悪の世代」という言葉が出てくる)ので、この第7世代という言葉を思いつくのもうなずけますよね。
世代のくくり自体はあいまいで、
- 2010年以降にデビューした若手お笑い芸人
- 1987年以降に生まれたデジタルネイティブであるゆとり世代の芸人
- 1989年以降に生まれた平成生まれの芸人
など、制作側によってメンバーが異なるそうです。
確かに一時期は第7世代の看板を背負った芸人が色々な番組に出ていましたよね。
若手芸人がテレビに出るチャンスをたくさんもらえるのは見る側としても新鮮で面白いですよね!
お笑い第7世代のメンバー
一口に「第7世代」と言っても実際どのお笑い芸人が属しているのか分かりませんよね。
そんな皆さんのためにザ・テレビジョンがまとめてくれていました!
一気に紹介したいと思います!
- 霜降り明星
- ハナコ
- ゆりあんレトリィバァ
- ミキ
- 宮下草薙
- EXIT
- 四千頭身
- ガンバレルーヤ
- ティモンディ
- ぺこぱ
- ゾフィー
- フワちゃん
- かが屋
- 3時のヒロイン
- はなしょー
- ザ・マミィ
- まんじゅう大帝国
- 東京ホテイソン
- ぼる塾
- エイトブリッジ
- 空気階段
以上の芸人だそうです。もちろんもっと多くの芸人がいると思いますが、よくテレビで目にするメンバーはこの辺じゃないでしょうか。
いやーそれにしても実力のあるメンバーばっかりですよね。
賞レースの優勝者や常連組が多いです。
ネタのクオリティはもちろんのことトークスキルもあって、かつ番組では仲の良さがうかがえる絡みもあり、テレビを見ている特に若い人には刺さったんじゃないですかね!
実は過去にも若手お笑いブームがあった
この若手お笑い芸人が注目を浴びてブームになる現象は、長いお笑いの歴史では何度も繰り返されているのです。
有名な所で言うと、
- ビートたけし、明石家さんま、タモリ、島田紳助、島田洋七などのいわゆる「BIG3」や「レジェンド芸人」が多数生まれた1980年の「漫才ブーム」の時
- ウッチャンナンチャン、ダウンタウン、B21スペシャルなど、今のお笑い界の先駆けとなる芸人たちが多く生まれた「お笑い第三世代ブーム」
- 2000年に入ってからは「爆笑オンエアバトル」「Мー1グランプリ」「エンタの神様」などの人気ネタ見せ番組が次々と放送を開始し、いわゆる「実力派の中堅芸人」
がこの時期に多く生まれたりしました。このようにお笑い界は次々に新しい才能が生まれていくのです。
そして記憶に新しい「お笑い第7世代」がこの系譜に沿って生まれたのです。
お笑い第7世代が消える…?
ネットで「お笑い第7世代」と調べると次に「消えた」と出てきます。
お笑い好きの私からしたら少し悲しくなる検索ワードです。
確かに一時期ほどお笑い第7世代を取り扱う番組は少なくなったと思います。
ですが、これは番組の性質上いい事だと私は思います。
前まではどのテレビ局でも第7世代の番組が毎日のように放送されていましたよね。
しかしこれが続くと第7世代に興味のない人達はテレビから離れていきます。
そこで循環の意味を込めて第7世代という看板を外し、まとめてではなく個々にバラけさせることで
「第7のくくりは好きじゃないけど、このメンバーは好きだから、このメンバーが出てる番組を見よう」という層を取り込むことが出来るのだと思います。
つまり消えたのではなく、まとまって見る機会が減ったというのが正しい認識なのです。
いまだに劇場では彼らのおかげで若いお笑いファンが増え、チケットも即完売するそうです。
まとめ:頑張れ第7世代!消えるなんて言わせるな!
どんな芸人であろうと若手の時期は必ずありました。
この第7世代の彼らもどんどん先輩芸人から教わってもっともっと芸を身につけていけば、いつの日かお笑い界を背負って立つ世代へと進化していくと確信しています。
皆さんも若手お笑い芸人に少しでも興味があればテレビだけではなく劇場に足を運んでぜひ彼らのお笑いを生で感じてほしいです!!!