【鼻うがいでスッキリしない?】正しい方法は簡単!

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花粉などのアレルギー性鼻炎でお悩みの方。春に多いと思われがちですが、年間を通じて鼻づまりや鼻水に悩まされている人は意外にいます。

CMで鼻うがいのお手本のような映像が流れると「あ~気持ちよさそうだなぁ。あんなに鼻が通ればさぞかしスッキリだろうな~」と思っても「もし失敗したら、めちゃくちゃ鼻が痛そう(>_<)」と思うと、鼻うがいを実行に移せない…そんな人も多いでしょう。

今回は「正しい鼻うがいの方法」「正しい洗浄液の作り方」などについて書いてみ

たいと思います。正しい方法で鼻をすっきりさせちゃいましょう。気持ちいいですよ‼

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鼻うがいのメリットはずばり「鼻がスッキリ!」

さあ、勇気を出して「鼻うがい」をしてみましょう。プールで鼻に水が入って涙がぽろぽろこぼれた…などというトラウマは、この際忘れましょう(笑)「鼻ツーン」の理由については後述致します。

鼻うがいは、液体を鼻腔から入れ、口や鼻から出し鼻腔内を洗浄することで、ウイルスや花粉などの異物や溜まった鼻水を洗い流せたり、鼻の粘膜を湿らせておくことで鼻腔内の乾燥を防ぐことができウイルスなどの侵入を防ぐことができ、メリットがいっぱいです。

メリット①鼻腔を洗浄することで、鼻腔内を清潔に保つことができる

鼻うがいは読んで字のごとく、鼻のうがいです(笑)これにより鼻腔内に侵入したホコリや花粉などの異物を取り除き、正常な鼻腔内にすることができます。

メリット②鼻粘膜を良い状態にすることで免疫機能を保持・向上させる

鼻腔内に侵入した異物は鼻の粘膜にくっついて正常な免疫機能の邪魔をします。そうすると鼻水の量が増えたり、粘膜が腫れて炎症を起こしたりします。鼻うがいすることで粘膜に付着した異物を洗い流し、正常な免疫機能を促し、向上させます。

メリット③鼻づまり・鼻閉・後鼻漏(鼻水が喉に流れ込むこと)を軽減できる

鼻うがいで鼻腔内の異物を出したことで鼻の流れが良くなり、鼻づまりの症状を軽減できます。

メリット④睡眠の質がよくなる

鼻うがいをすることで鼻の通りが良くなり、口呼吸を抑えることができます。これにより睡眠中に鼻呼吸をすることができ、結果として深い質のいい睡眠をとることに繋がります。

私も鼻の通りが良くなって以来、いびきがなくなり「寝息がすやすやしている」と母に言われます。実際朝の目覚めも格段に良くなっています。

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正しい鼻うがいをしないと耳や鼻の炎症を起こす

何事も正しい方法で行わないと、思わぬデメリットが生じます。鼻うがいのデメリットは「耳や鼻の炎症」です。

効果をしっかりと出すには適切な濃度・温度の「食塩水」を使用することと正しい方法で行う必要があります。誤った方法はかえって症状を悪化させたり、別の症状を引き起こすこともあります。

デメリット①温度・濃度が適切でないと、かえって炎症を起こしてしまう

鼻うがいをする際に使用する食塩水の濃度温度には明確な数字が決まっており、それを守らずに鼻うがいをしてしまうと、食塩が鼻腔内に残ったり粘膜に付着してしまい、それが原因で炎症が酷くなってしまう可能性があります。

デメリット②圧力が強すぎると中耳炎を起こすことがある

鼻うがいをする際には食塩水を専用の容器に入れて、容器を押すことで鼻の中に液体が流れるのですが、ここで容器を強く押してしまうと、液体が勢いよく鼻の中に流れていってしまい、鼻の中で詰まったり耳に液体が流れて留まってしまいます。

最悪の場合中耳炎になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

デメリット③洗浄後にきちんと鼻をかまないと耳・鼻・副鼻腔炎を起こすことがある

鼻腔内に水分を大量に流し込むので少なからず水分は残ってしまいます。それを放置してしまうと食塩水が渇いて、塩分が粘膜などで固まってしまい炎症を起こす可能性があります。なので鼻うがい後は必ず鼻をかんで水分を出さないといけません。

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正しい鼻うがいの方法3選

鼻うがいをするための器具などは薬局などで買うことができるので、少しでも鼻に不快感があれば鼻うがいをするのはおすすめです。

市販のものを使えば簡単に始められますが、今回はお家にある物だけで行う方法を紹介します。

まず鼻うがいの前に用意するものがいくつかあります。

  • 一度沸騰させたぬるま湯(体温よりも少し温かい36~38℃くらいがベスト)
  • 洗面器やコップ
  • タオル類

洗浄の為の「食塩水」は0.9%

食塩水を作ります。鼻うがいの際に真水ではなく食塩水を使用する理由は「ツーン防止」です。

冒頭で書きましたが「鼻に水が入ってツーンとする」現象。

あれは体液と真水の浸透圧が違うために起こります。

そこで鼻うがいの際は、体液と同じ浸透圧である0.9%の食塩水を使うというわけです。

食塩水を実際に作ってみる

  • 水をいったん沸騰させて人肌くらいのぬるま湯まで冷まします(36~38℃)
  • 1リットルのぬるま湯に対し、9gの食塩を入れてしっかりと溶かします(500CCなら4.5g、2リットルなら18g)
  • 食塩水を作る際の注意点は、鼻うがいをする度に食塩水を作ること。衛生上作り溜めは厳禁です。

方法①洗面器の食塩水を吸い込む方法

  • ①洗面器に2リットルの0.9%食塩水を入れる
  • ②片方の鼻の穴を押さえながら、洗面器の食塩水に顔を近づけ、もう片方の鼻で食塩水を吸い込む(飲みこまないように気を付ける)
  • ③洗面器から顔を外して、吸った鼻の穴から食塩水を出す。慣れてきたらもう片方の鼻や口から出してみる

方法②ストローで食塩水を吸い込む方法

  • ①コップなどに500CCの0.9%食塩水を入れてストローを指す
  • ②片方の鼻を押さえながらもう片方の鼻から食塩水を吸い込む(飲みこまないように気を付ける)
  • ③ストローから鼻を外して吸った鼻の穴から食塩水を出す。慣れてきたらもう片方の鼻や口から出してみる

方法③食塩水を流し込む方法

  • ①ドレッシングボトルのような、鼻の穴に差し込めるサイズの容器ノズルのついたプラスチックボトルに500CCの0.9%食塩水を入れる
  • ②前かがみの状態で、やや顔を横に傾け容器を押しながら食塩水を鼻に流し込む。この時に「えー」と声を出すことで流し込みやすくなる(顔が上を向かないように注意)
  • ③流し込んだ食塩水を鼻から出す。慣れてきたらもう片方の鼻や口から出してみる

まとめ:正しい方法で鼻うがいを行いスッキリ気持ち良い鼻になろう!

「鼻ツーン」がトラウマのあなたの為に、今回は「正しい鼻うがいの方法」について書いてみました。食塩水でももちろん鼻うがいは出来ますが、不安な人は鼻うがいの薬を専門医に処方してもらうのが良いかもしれません。食塩水より「ツーン」が抑えられます。

私も「鼻はオブジェなのか!!」と叫びたくなるほどの鼻づまりでした。だけど鼻うがいの勇気は出ない……お医者様の指導の下、おっかなびっくり鼻うがいをしたら、あまりのスッキリさに病みつきになりました。ぜひチャレンジしてみて下さい!


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