【扁桃炎 コロナ】症状が似すぎてひどい目にあった件

スポンサーリンク

皆さんこんにちは。年末で体調を大きく崩したミスターTです。

今年一年、何事もなく健康に過ごしていたのに…

事の始まりは、12月の中旬です。

同じ部署で働いていた同僚が発熱の症状を引き起こし、出勤停止に。

そこで同じ部署で働いている他の人にも、熱を測るように指示が出ました。

するとなんと、37.5℃あるじゃないですか…これが地獄のはじまりでした…

始めにお伝えしておきますが、結果は「扁桃炎」だったのです。

ですが、「発熱=コロナか?」のような今の風潮。

まずはコロナか否かを調べないと、どこの病院も相手にしてくれません。

スポンサーリンク

発熱したらコロナを疑うしかなかった「初動」

私は、引っ越してからすぐコロナが流行しだし

病院に行かずに済むよう予防に努めた結果「かかりつけの医者」

というものがなく、ますます相手にされません。

「扁桃炎」の診断が出るまでに症状がどんどん悪化して

最終的に診てくれた耳鼻科の先生いわく

「こんなひどいのなかなかない」

くらいに重症化してしまいました。

熱が出たその日に職場へ連絡をし、とりあえず家で安静にしていました。

ここで世間で言われているコロナの症状について解説していきましょう。

新型コロナウイルス(COVID‐19)の特徴

  • 37.5℃以上の熱
  • 鼻水
  • せき
  • 息苦しさ
  • のどの痛み
  • たん
  • 味覚、嗅覚の異常
  • 体のだるさ
  • 下痢

ずらっと書いてみましたが、コロナウイルスが流行り出した頃から言われている

「発熱、味覚、嗅覚の異常」

は未だにあるようです。ですが発熱に関しては、私の記憶だともっと高かったはずなので

今だと37.5℃でもコロナの症状に引っ掛かるんですね。

私の場合は、1度目の発熱がちょうど37.5℃でした。

熱がある人のPCR検査は「発熱外来でないと受け付けられない」

とは言うものの、微熱以外の症状が一つもなかったので

「コロナじゃないんだろうな~」などと、最初はのんびりしたものでした。

そこからも微熱だけがずーっと続いてました。

会社側としては

「コロナのPCR検査を受けて陰性証明をもらい、なおかつ37.0℃以下であれば出勤が可能」

になります。私はまだPCR検査も受けていなかったので、受けなければいけませんでした。

しかしここで1つ大きな壁に当たりました。

まず「病院ですぐにPCR検査を受けられない」という点です。

病院で受けるためには、まず電話で予約をするのですが

「熱が無ければ検査がおよそ2~3日後に受けられる」とのことでした。

まずその日に検査を受けられないのはかなり辛いです。

私の場合はその時は微熱だったので良かったですが

もっと熱がある人は早く検査したいに決まってます。

しかも検査してから結果がさらに2~3日かかりますからね。

トータルで5日かかると考えると、かなり遅いよな…と思ってしまいました。

病院ですぐにPCR検査が受けられないので「地元のPCR検査センター」へ

結局私が利用したのは、各自治体がやっている無料のPCR検査センターでの検査でした。

「PCR検査で陰性であることをはっきりさせれば、通常の病院でもすぐに診てもらえるのでは…」

この考えが全く甘かったことを後に知るのですが、この時はまだこう思っていました。

PCR検査センターの検査は、予約なしで検査できるので、手間が省けて助かりました。

自分の住んでいる地域に無料のPCR検査センターがあるのかだけでも調べておくと、何かあった時すぐに行動できると思います。

ただし結果は2~3日かかるのでそこだけは要注意です!

検査してから結果が出る2~3日の間は特にすることもなく

まだ微熱以外の症状もなかったので安静にしていました。

この期間はかなり暇でした。

でもこの期間に熱が高かったり、喉が痛かったりする人は、結果が出るまで

待つこともかなり苦痛だと思います。

スポンサーリンク

コロナ陰性と分かったあと始まった「胸やけ」「咽頭痛」「発熱」

3日後にコロナウイルス陰性の結果が届きました。

しかし依然として熱は出たまま…いったいこれは何なんだと思っていました。

微熱のままはじまった「胸やけ」

そんな中お昼ご飯を食べました。

いつもよりもむしろ量は少なめだったのですが、食べてから2時間ほどで激しい胸やけが…

生まれてこの方、胸焼けなんて感じたことはなかったので、かなりの不快感に襲われました。

応急処置としてキャベジンを飲み、安静にしていたのですが夕方ごろに嘔吐しました。

食べた分全て吐いたので少しだけ胸焼けの不快感は軽減されました。

しかしその後からは食欲ががくんと落ち、再び夜ご飯を嘔吐してしまいました。

明らかな体調不良。

そしてここから一気に熱が上がりました。この時点で38.7℃ほどありました。

たてつづけに「咽頭痛」も発症、熱は39.9℃で救急車!

そして胸やけが解消されず熱もあるまま次の日…

扁桃腺がパンパンに腫れていました…膿もかなりの広範囲に見られ、

とにかく飲み込む動作が地獄の痛み…

そして扁桃腺が腫れたことでもう一段階熱が上がり39.9℃まで上がりました。

さすがにここまで熱が上がると頭がふらふらして呼吸もままならず

元々持っていた熱性痙攣の発症の恐れもあり

やむをえず救急車を呼びました。

救急車がちっとも「救急」じゃない!医療崩壊を肌で感じる

救急車を呼んでから10分ほどで救急隊員の方々が到着。

そこから家の中で酸素濃度を測りながら問診が30分ほどあり、

近隣の夜間救急を受け付けている病院に問合せ。

受け入れが可能か否か。

ここでおよそ1時間くらいかかったと記憶しています。

熱があると受け入れは出来ない病院がほとんどらしく

「これコロナだったら確実に受け入れ無理だな…」と思っていました。

なんとか病院も見つかり救急車に乗りました。

そして15分ほどで病院に到着。しかしここからがまた長かったです。

40分ほど救急車のなかで待機させられたのです。

熱もあり呼吸も苦しかったのでかなりきつかったのを覚えています。

持病があり、一刻を争う事態の人だったら命に関わるかもしれません。

なんとか病院に入り、脈拍を測りながら1時間ほどベットで横になっていました。

その間にまたコロナウイルスの抗原検査溶連菌の検査をしました。

鼻の奥に容赦なく綿棒を突っ込まれるあの感覚は忘れられません(笑)

もともと吐き気がするのに、これまた地獄でした。

溶連菌の検査は喉の奥の粘液を採取するのですが、その時は

扁桃腺に、素人の目で見てもわかるような膿が溜まっていたので

アイスの棒のようなもので喉奥をこすられたときは気絶するかと思いました(笑)

スポンサーリンク

陰性だとわかっているのに、何回抗原検査させるんだ!

救急病院の当直の見立ては、的を射たものでないことはわかっていました。

もともと、日中予約をして耳鼻科に行こうとしていたのが、急に熱があがってしまったため

救急車を呼んだこともあり、次の日に耳鼻科に行きました。

「微熱が出始めてから、症状が明確化するまでに5日ほどかかり

明確化したと思ったらあっという間に悪化した」

というパターンで、心身のしんどい期間がとても長引くことになりました。

さて、耳鼻科に予約したのはいいのですが

そこでも改めてコロナウイルスの抗原検査…

「PCR検査も抗原検査も済ませていて、陰性だと結果が出ている」

といっても、ダメなのです。

行く病院病院で改めて抗原検査をさせられるのです。

そういう時代なので仕方のない事ですが、この短期間で3回も検査するはめになりました…

屋外の野戦病院みたいなテント内で、またまた抗原検査

ここで思ったのは

「もしコロナウイルスに感染していたら何も出来ず、何もしてもらえないんだな」ということでした。

抗原検査は、耳鼻科の横に設置されているテント内でした。

一人検査して、検査の結果が出たらまた次の人…

検査を受けるまでに小一時間、寒い外で待ちました。

こんなことをしていたら、ますます悪化するのではないでしょうか。

ふらふらにながら検査の順番を待っていました。

病院の中はとても暖かそうで、待合室も人は少なく、

私は男性ですが「マッチ売りの少女」のような気分でした。

暖かい室内で順番を待つ人たちが、上流階級のように見えました。

やっと出た診察結果が、なんのことはない「扁桃炎」

当然ですが、無事に抗原検査もクリアしていよいよ診察。

先生も今まで見たことがない程

「扁桃腺が腫れている」とのことでした。

もともとの理由は、嘔吐した際に上がってきた胃酸により

喉がやけど状態になっていて、そこからウイルスが入り、腫れたとのことでした。

やっと理由が分かり、ろくに食事も取れていない事を話したら

(この時は喉が腫れすぎて喋れませんでした)

点滴を打ってくれるとのことで、一時的にではありますが、体がかなり楽になりました。

強めの薬も出してもらったので、そこからは病院に通って

点滴を打ってもらいながら薬を飲み

ひたすら家で安静にしていました。

正直、数日間まともに寝れていなかったので

点滴は本当に楽になりました。そこから無事に回復して今にいたります。

スポンサーリンク

まとめ:コロナの疑いがある人は、犯罪者みたいな扱いをされる

今回の件で学んだことは、

  • かかりつけの病院を近所に持っておくこと
  • 熱があると自身の望む医療は受けられない可能性が高い

ということでした。

私は、今の住まいに引っ越して3年目を迎えようとしていますが

引っ越した時、すでにコロナが始まっていたので

病院にかからないように過ごしてきました。

そのため「かかりつけの医者」というものがありませんでした。

もし、かかりつけの医者がいたなら、ここまで長引かず、対応ももう少し

ましなものだったのかもしれません。

国はコロナの扱いを「特殊なものにしない」という動きを始めているようですが

効果てきめんな飲み薬も普及していない今はまだ

「発熱したら終わり」です。少なくとも私は、何軒もの病院に断られ

救急病院もなかなか受け入れられず、陰性だと言っているのに

野戦病院のようなテント内でまた検査させられ

まるで「犯罪者」のような気持ちでした。

それでも、私は一人暮らしではなく、家に母もおり、あれこれ手続きをしてくれたので

まだましなんだと思います。

一人暮らしで発熱してしまった人は、どんなに心細いでしょう。

本来、発熱してしまった人こそが、速やかに診察されるべきなのではないでしょうか。

最後にかかった耳鼻科で、抗原検査をやっとクリアして

よろよろになりながら病院内に入れた時

抗原検査もせずに、先に病院内に入れていた患者さんが

「すこーし耳が痛くて…」程度の症状だったことを、私は忘れません。

発熱は、そんなにも罪ですか?

皆さんももし熱が出たり体調を崩したらスムーズに動けるよう

日ごろからイメージトレーニングでもした方がいいかもしれませんよ。


シングルマザーランキング

にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村